DJIの軽量ドローンDJI Mini 3 Pro登場!
DJIの小型ドローン、MINIシリーズの最新作「DJI Mini 3 Pro」が発売されました。
日本では執筆時現在、200g以下のドローンはトイドローンとして扱われるため基本的に飛ばすための申請はいらずに手軽に飛ばすことが出来ます。
重量
今回のDJI Mini 3 Proは249gのため残念ながら許可なく手軽に飛ばすという行為は難しくなっています。
しかし2022年6月の法改正により100g以上のドローンも飛行許可が必要になるため先代の「DJI Mini 2」の方が扱いやすいということもなくなり法改正後は「DJI Mini 2」、「DJI Mini 3 Pro」関係なく飛行許可が必要になります。
バッテリー
総重量自体はDJI Mini 2より50g増えましたがバッテリーが大容量化しており、駆動時間が大幅に増加しています。
2種類のバッテリーがあり上位版のバッテリーでは最大47分の飛行を可能としています。
- インテリジェント フライトバッテリー(Mini 2): 1065mAh
- インテリジェント フライトバッテリー(Mini 3 Pro): 2453 mAh
- インテリジェント フライトバッテリー Plus(Mini 3 Pro): 3850 mAh
また動画性能も4K60fpsに向上しておりフルHDの場合は120fpsにも対応しています。
ISO値の上限も従来の2倍に上昇し6400になりました。暗い撮影には重宝しそうです。
また動画のビットレートも100Mbpsから150Mbpsに上昇しておりより高画質な映像が撮影できると期待できます。
安全性
ドローンはただ高画質、軽量などだけではなく一番大切なのは安全に使用することが出来るかという点です。
せっかく買ったドローンをすぐにぶつけて破壊してしまっては悲しいですよね。
今回の「DJI Mini 3 Pro」には高度操縦支援システム (APAS 4.0)にも対応しており、ドローンの飛行経路上にいる物体をリアルタイムで検知し避けることが出来ます。
新型コントローラー
DJI RC(画像右)というコントローラーも同時に新登場します。
1080p/30fpsのライブ映像を最大12km先から伝送可能で超低遅延で映像を確認できます。
値段
「DJI Mini 3 Pro(ドローンのみ)」が92,400円、通常版の「DJI Mini 3 Pro(通常のリモコン付属)」が119,900円、「DJI Mini 3 Pro (DJI RC付属)」が119,900円となっています。
MiniシリーズですがProシリーズでもあり機能には妥協のないドローンと見受けられます。
その分従来Miniシリーズよりは高額ですがアマチュアからプロまで使える汎用性の高さ、安全性やバッテリーの向上などを考えると妥当な価格なのではないでしょうか。